ヘンリーデヴィットソロー 孤独の愉しみ方【読書メモ】

まいど。@takasugiuraです。

孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)
イースト・プレス 2010-09-01
売り上げランキング: 87082

ひょんなきっかけで出会ったソローの本。アメリカのブッダと言われる人で、人間本来の生き方を追求していた人です。
この本はソロー氏の名言集的なものになっており、現代に生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれます。
150年まえに書かれたものとはまるで信じられません。自然と共に生きつつも、社会とも関わる生き方。ガンジーやキング牧師にも影響を与えた1冊。
では気になるフレーズをシェアしたいと思います。
 

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とびきり上等な孤独になれる時間を1日1回持つ

誰にも出し抜かれない生き方がある。ゆっくり歩くことだ。

新しいものに飛びつかず、古いものに立ち返る。
衣服は売っても、思想は守ろう。モノを変えるんじゃなくて、僕たちが変わるんだ。

生きていくのに必要なものが入ったら余分なものはいらない。

真実は今ここにある。時間、場所、機会はいまここにある。それを実感しよう。

逃げたり、悪態をついたりしてはいけない。あら探しが好きな人は天国でも難癖をつける。

本当に伝える必要のある情報かどうかを考えれば、ほとんどは不要だ。原則を知っていれば、ニュースなんか不要だ。

理解できない相手を常識はずれと思うのは、自分が愚かだから。

しょっちゅう人に会いにいく。そんな習慣が互いに尊敬心を失わせる。→人とは頻繁に会う必要はない。それが互いに邪魔しあい、つまづきあっている。

不平不満ばかり言っているものにこそ語りかけよう。行い一つで変えられると。

生きる術は自分で見つけ出さなくてはならない。それは経験から生まれる。
学校では生きる術は教えてくれない。パン作り、暮らしのたて方etc…

今すぐ生きる実験に取り組むのだ。それが生きがいに繋がる。生きるを学ぶ。過去の実績だけで人の能力を判断するな。人の可能性は推し量れるものではない。

かごの作り方を研究する代わりに、かごを売らなくても生活できる方法を考える。

永続するのは真実だけ。→生きづらくなるのは現状に縛られてしまうから。

余分な富で買えるのは、余分なものだけ。

夜明けを信じる。

自分の良心を取り戻せ。そして良心に基づいて行動しろ。

退屈するのはその中に野性がないからだ。人を引きつけるのは野性的なものだけ。飼いならされていない、野性的なもの。

自由をもっと求めよ。
本物の知識は自由になるためにある。

宇宙の法則を見つけ、それに従って生きる。→賢く生きるということはそういうこと。

生活費を稼ぐために起きている時間のほとんどを労働に費やすのは明らかな失敗だ。→生きる価値のないものになってしまう。

頂点を目指すうちに、自分が自分を奴隷にする。奴隷監督になっていく。

朝、自分の人生を始めるために起きる。

人生にとって本当に必要な仕事など、何もない。

人生を無駄にしながら生きてはならない。

投げ込まれた石を投げ返す。仕事の多くは実はそんな石の投げ合いである。

仕事とは何かをやり遂げるとめにするもの。
今日から、お金にならなくても本当の仕事を始めよう。

今はみな、土の上に住み、天を忘れてしまった。

鳥が自分で巣をつくるように、人間にも自分の家を建てる適性が備わっている。

実際に存在している世界だけを見つめれば、いま抱えている不安はすぐになくなる。それは現実の影にすぎない。

働くだけ損である。
なぜなら、あなたは人生に満足できず、その上、人生を無駄遣いしているのだから。

所有はするな。生計を立てることを商売とせず、遊びとせよ。

労働は愉しみである。もし欲望が膨れ上がらなければ。

自然の中で暮らすというのは利益ではる。その利益は万人にひらかれている。

僕たちが住むこの地球、宇宙の中ではほんの小さな点にすぎない。

僕たちには野性という強壮剤が必要だ。

歩け、森の中を。歩かない足はやがて身を滅ぼす。

行き先を考えずに歩く。そうすれば自然と正しい方向へ導かれる。

生命力=野性

自然に教えを乞えばうまく行く。自然のやり方に従うだけ。

自然の一部となれば、息が詰まるほどのメッセージが森全体から伝わってくる。

さいごに

人と自然、人と社会との関わり方を再定義した1冊です。人として、いち地球人として、いかに自由に豊かに生きるか。そんな生き方の指南書でもあります。

最近は働き方とかの書籍が本屋に多く並んでいます。今の生き方、働き方に疑問、悩みを持っている人が多くいるということを表しているのかなと感じます。

そんな私たちに150年前のソローの言葉が強く訴えかけてきます。150年前といえば日本はちょうど江戸末期です。そんな頃のメッセージが現代の私たちに多くの示唆を与えるということは、何か真理みたいなものを含んでいるのかなと思います。普遍的な何かを。

多分、人はそんな社会との矛盾、自然との共生ということをどんな時代でも悩みとして持っていたんじゃないかと思います。自然と共に生きることをやめ、人の人のための文明というものを誕生させて以来、人はその文明と自然との関わりの中で葛藤していたのかと。

社会との関わり方、自然との関わり方、その両輪をうまくバランスさせことが大事なんやと思います。
まぁ、それが一筋縄ではいかないから大変なんやけどね…。

ほなまた。

 


孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)
イースト・プレス 2010-09-01
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