【iOS8】iPhone5にATOK for iOSを入れてみた。良いところ、気になるところをレビュー

まいど、杉浦(@takasugiura)です。
iOS8にして一番待ち遠しかったのはそう、このATOK for iOSなんです。
iOS8から文字入力のキーボードを他社製に切り替えることができるようになったんです。(今までは純正の入力しか使えなかったんです…)
これによってさらに効率的かつ、快適な文字入力が可能になったという訳なんです。なんせ文字変換エンジンはmacと同じものが搭載されているとのことなのでかなり賢くなっているんじゃないかと期待されます。
で、実際にiPhone5にインストールして1日使ってみた感想をつらつら書きたいと思います。
では、まず良かったところ。
ATOK for iOSはカーソルキー、削除キーが気持ち良い!
純正ではついていない、カーソルキーと一括削除キーがついてます。
このカーソルキー、右に行くときは普通にタップで、左に行くときは左にフリックという操作なんです。この左フリックが気持ちイイんですよ。
過去には画面をフリックすることでカーソルを移動させるアプリがあったりしましたが、あれより操作もしやすく、快適です。ムダにカーソル移動させてますw
そして、削除キーも普通にタップだと一文字削除ですが、左フリックで全文削除が可能になりました。今までなら全選択して削除としていたところ、ワンフリックで消せます。これ快感。
ATOK for iOSはやっぱり変換が賢い
純正変換も最近はだいぶ賢くなってきましたが、惜しい!って感じることがたまにあります。でも今のところATOKさんはノンストレスで変換できています。しかも変換速度がサクサクです。変換時のモタツキなんてほぼ皆無。これは以前のATOK Padでも感じいた点です。
期待してた部分でもあるので、ここは期待通りで良かったです。
では次はちょっと気になる点とかを。
ATOK for iOSはインライン編集が出来ない!
これ、一番の問題点です。いろんなところで言われてますので、ご存知の方も多いとは思いますが、サードパーティー製のキーボードは現状、「 文字を入力した時点では画面の変換候補の左部分にしか表示されない」、そして変換を確定して始めて上部の画面に表示されるという仕様なんです。なので長文(というか3,4文字以上??)打つともう続きが見えない状態になるんです。まぁ変換候補が出ているのでなんとなく使うことは可能なんですが、入力した文字列が見えないのはなんとも違和感を感じます。ちゃんと入力されたか不安にもなりますし。
これはキーボードの問題というより、iOS側の仕様によるものなので、アップルさんになんとかしてもらわないと何ともならないんですよね。
なんでこんな仕様にしたのか…。
ユーザビリティを再優先にしてきたのがアップルの売りなのかなと自分は思っていたので、最近のアップルには不信感が積もるばかりです…。
ATOK for iOSはキーボード起動時に若干モタツク
メモアプリとかを起動したりすると、若干ですがキーボード部分が遅れて表示されることがあります。今まではアプリと同時に起動していたので、ちょっと気になります。そして、入力可能になるまでもタイムラグがまれに発生します。思いついたこととかをすぐ打ちたいときに、ちょっとイラッとする感じです。一度起動してしまえばサクサクなんですけどねぇ。今後の改善に期待ですね。
さいごに
アプリ自体は非常にレベルが高いモノになっていると思います。
文字入力が見えない部分も、慣れてくると、使えないことは無いなと思うこともあります。
アップルの仕様のせいで色々と残念な感じになっている感は否めません。
個人的にはiOSのATOKは好きなので、今後の展開に期待したいと思います。
アップルさん、インライン編集お願いします!
ほなまた。